東北連盟 二階幸喜先輩

「学生時代の思い出」

 

1、      氏名:二階 幸喜

出身大学:青森大学社会学部社会学科   平成2年度卒業

 

2、      段位、称号:錬士6段

主な戦績:

高校:国体3年連続出場(昭和59年、60年、61年)

昭和61年全国高校総体(山口インターハイ)団体、個人出場

昭和61年東北大会個人第3位

大学:平成元年 全日本学生優勝大会ベスト16

平成2年 全日本学生選手権大会第3位

平成2年 地域対抗剣道大会 東北連盟第3位

一般:東北北海道対抗剣道大会3回出場

全国教職員剣道大会5回出場

平成7年度 国民体育大会出場

平成9年度 東北体育大会(ミニ国体)成年団体優勝

 

3、      学生時代の一番印象に残るシーン

全日本学生選手権大会の準々決勝で池永選手(専修大)との一戦。

延長開始直後に、相手の手元が浮いた所をメンからコテへの変化した技で一本を決めて、自分自身初の全国大会に上位入賞を果たした瞬間。

 

4、      学生時代の座右の銘、現在の座右の銘

学生時代:何苦礎(なにくそ)~高校の恩師の言葉

苦しいときこそ、歯を食いしばって努力をすること。

現 在:為せば成る、為さねば成らぬ何事も

できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるということ。(生徒の精神面での指導に生かせるように、自分自身にも言い聞かせています。)

 

5、      学生時代に努力したこと

地方の大学であったが、関東、関西の大学のレベルに近づけるように

稽古を多くして、たくさんの先生方に稽古をお願いしたこと。また、高校の恩師の先生が他県への遠征等についていき、集まった多くの先生と稽古をしていただけるように努力しました。

 

6、      学生時代に一番苦しかったこと

大学2年生の夏合宿で、左足アキレス腱断裂のけがをし、1年間治療とリハビリに費やした時間。自分の同期や後輩が強くなる一方で、稽古のできない日々。やり始めはたくさん打たれて、挽回できるのかと不安となった事が一番苦しい時期でした。

 

7、      先生や先輩からの印象に残る言葉

高校の恩師の言葉で【何苦礎(なにくそ)】・・・上でも紹介。

謙虚・・・謙虚に生きることを指導されました。謙虚に人と接すれば、必ず自分に徳することが返ってくるということを学びました。人徳です。人とのつながりは大事。絶対これは通します。

 

8、      全国の学生、後輩に一言

私は地方の大学でも、全国に通じる事を実践で残しました。ですから地方のどんな学校であっても努力をすることで、叶う夢はあります。目標を高く定めて、日々鍛錬することが大事です。

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